頭の中の話。

緋色の研究 (新潮文庫)

• 作者: コナン ドイル
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 1953/06/01
• メディア: 文庫

事故の後遺症で無くしつづける記憶と向き合う男性の話をニュースで見ました。


それで思い出しました。

ラッキーなのかなんなのか

「怖い」

という感覚をなくした時期がありました。
もう２０数年も前のことです。


はじめて降り立った外国の地、グァテマラで

すぐ隣で通り魔強盗に会う人を見た時も、

メキシコの地下鉄でギャング（若造）に取り囲まれた時も、

ペルーのバスターミナルでケチャップ強盗にあった時も

その他の地で起こったトラブルも

まるで他人事で、当の強盗と話したりしてました。

すべてがぼんやりとしていて

・・・だってそれまでの記憶を上書きしてくれるのであれば

そのインパクトは私に必要な経験なのかもしれないと。


大事な記憶を残したい人の記憶は
どうぞ永遠に残してあげてほしいものです。